急性期病院のあり方と外来分離
 監:医療マネジメント学会
 編:医療連携セミナー企画委員長 武藤正樹
 発行日:2002年06月 判型:B5 ページ数:250
 3,600円(本体)
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 2001年3月の医療法改正のトピックスであった病床種別の変更。2003年8月の猶予期間終了を前に、全国の医療施設は、急性期か、はたまた慢性期かの機能選択を迫られています。「そのような状況下で、今、病院は何をすればよいのでしょうか?」、そんな素朴な疑問に答えるために編集されたのが本書なのです。  本書は、医療マネジメント学会主催の医療連携セミナーの講演者を中心に執筆をお願いし、これからの病院、特に急性期病院のあるべき姿についてまとめていただきました。病院機能分化と外来機能の質的変遷をテーマにした総論を皮切りに、求められる急性期病院像を探る試論が紹介され、そして、外来事例、外来縮小事例、中小病院事例、海外事例など豊富な事例を基にした各論が続きます。  明日の病院像を探る皆さんに捧げる渾身の1冊です。ぜひご一読ください。
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総 論
  総 論・ 医療構造改革と病院の生きる道
  総 論・ 病院外来と診療所外来の機能分化

本 論 21世紀の急性期病院像とその接近法
  医療制度改革と診療報酬改定
  変化する急性期病院の外来
  外来分離の現状と課題
  医療連携
  クリティカルパス
  リスクマネジメント
  実績開示と臨床インディケーター
  ICDコーディング
  病院機能評価
  臨床研修病院の指定取得
  地域医療支援病院

各 論
  1.21世紀の急性期病院像とその接近法
    1.急性期病院における入院医療定額払い方式
     (DRG/PPS)の現状と外来の変革および今後
    2.ER事例
    3.国立がんセンター中央病院の通院治療センターの役割
    4.看護師主体の外来センターと点滴センター
    5.日帰り手術センター
    6.地域医療連携室の機能
    7.顧客センター事例
    8.患者学習センター事例

  2.外来縮小事例
    1.急性期特定病院加算取得病院事例

  3.外来分離事例
    1.外来分離についての川崎幸クリニックの経験
    2.病院外来をすべて隣接地の診療所に出した経験
    3.淀川キリスト教病院における外来分離構想
    4.医療構造改革を生き抜くための急性期病院像と外来分離

  4.中小病院事例
    1.中小病院の方向性

  5.21世紀の急性期病院の外来設計
    1.21世紀の急性期病院の外来設計

  6.海外の外・f療事例
    1.米国の通院治療施設および外来手術施設を中心として
    2.米国における病院外来包括払い(APC)について


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